NEWS | グラフィック / ソーシャル
2024.04.08 14:18
近年は、自ら仕事をつくり出し、地元に根差した活動をするグラフィックデザイナーが日本各地に増えている。公益社団法人 日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は、地域が必要とするデザインを生み出すこのような営みを「ジカツデザイン」と呼ぶ。
JAGDAはこれまで、全国の事例をもとに、「ジブンで仕事をつくる・ジモトで仕事をつくる・ジマンの仕事をつくる」を実践するデザイナーの姿やプロジェクトの現場、関係者を取材し、映像に記録してきた。2022年には東京ミッドタウン・デザインハブで成果展「ジカツデザイン」を開催。取材映像を公式YouTubeチャンネルにて公開した。
これらのグラフィックデザイナーの活動を紹介するため、JAGDAは書籍「ジカツデザイン」を2024年2月22日(木)に発売。プロジェクトの活動記録のほか、インタビューや関係者コメントを再録し、JAGDA会長であるグラフィックデザイナーの佐藤 卓を迎えた鼎談も新たに掲載した。
本書では、轟 久志「農業×デザイン」(長野県)、木村敦子「暮らし×デザイン」(岩手県)、納島正弘「地域研究×デザイン」(広島県)、青栁 徹「伝統食×デザイン」(栃木県)、高橋雄一郎「八百屋×デザイン」(宮城県)、吉田慎吾「つなぐ×デザイン」(鳥取県)、福島 治「芸術祭×デザイン」(東京都)、梅原 真「土地の力×デザイン」(高知県)の8つの事例から、グラフィックデザイナーの新たな実践を知ることができる。
ジカツデザイン
ジブンで仕事をつくる ジモトで仕事をつくる ジマンの仕事をつくる
- 発行
- 公益社団法人 日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
- 発売日
- 2024年2月22日(木)
- 定価
- 2,750円(税込)
- 仕様
- A5判カラー/232ページ
- 詳細
- https://www.amazon.co.jp/dp/4416923759