NEWS | 講演会・ワークショップ
2024.03.27 10:46
東京工業大学、多摩美術大学、一橋大学は、オンラインのデザイン講義シリーズ「NVCA:New Value Creation Academy(新価値創造アカデミー)」を2024年3月15日(金)に公開した。多摩美術大学 TUB YouTubeチャンネルにて無料で聴講できる。
変化の激しい現代社会においては「新たな価値を創造できる人材」が求められている。アートディレクターの永井一史(多摩美術大学 統合デザイン学科教授)が監修を手がけるNVCAは、3大学協働の人材育成プログラム「Technology Creatives Program(テックリ)」の一環として、人や組織の創造性を活かす社会の実現を目指して誕生した。
プログラムはデザイン思考やデザインプロセスをベースに、必要な知識を要素として組み合わせて構成されている。1回30分程度のモジュール方式のため、いつでもどこでも効率よく学べることが特徴だ。
今回は「イントロダクション」「全体を捉える」「実践的な知識を得る」「組織や社会で活かす」の4つのステージにわたり、「デザイン思考とは何か?」「創造的な発想とは?」「ユーザーを知るリサーチ」「具体的なかたちにする」「未来を描き出す」「創造的な組織をつくる」「社会の価値観を変える」などの11のテーマを展開している。
プログラムには各分野の専門家が講師として登場。新規事業やサービスやプロダクトの開発に携わるエンジニアやデザイナー、ビジネスパーソンを対象としている。製品・サービス・社会システムに「新しい価値」を取り入れたい人、ビジネスにアート思考やデザイン思考を導入したい人、アイデアを考えるための問いの設定を学びたい人にはうってつけの講座である。