NEWS | テクノロジー / フード・食
2024.03.05 12:23
老舗パンメーカーの木村屋總本店は、NECのAIを活用した「恋AIパン」5種を開発し、発売中の2種につづく「やきもち味」の販売を、関東近郊のスーパーおよび木村屋の直営店・オンラインショップで2024年3月1日(金)から開始した。
恋愛をテーマとする「恋AIパン」は、インターネットテレビ ABEMAの恋愛リアリティ番組「今日、好きになりました。」に参加した高校生の会話データと、フルーツやスイーツが登場する曲の歌詞をNECが開発した生成AI「cotomi(コトミ)」で分析し、味で恋愛感情を表現したユニークな食品である。
「恋をしている若者」は減っているかもしれないが、「恋をしたい若者」は減っていないのではないかという想いから誕生し、「運命の出会い味」「初めてのデート味」「やきもち味」「涙の失恋味」「結ばれる両想い味」という5つの恋の味をラインナップ。今回登場した「やきもち味」は、生地に紫芋を使用し、ずんだのマーブル模様により素直になれない心を表現。トリュフとレーズンの香りが、胸の奥で絡まる不安な気持ちを再現している。
販売期間は、「涙の失恋味」と「結ばれる両想い味」は3月31日(日)まで、「やきもち味」の販売は4月30日(火)までとなる。「運命の出会い味」と「初めてのデート味」は4月1日(月)に登場する。