全国7都市の町家の魅力を再発見する
イベント「町家の日 2024」が開催

城下町や宿場町、寺内町に由来する町家が残る京都・姫路・大津・金沢・越後高田・新潟市・盛岡の全国7都市を舞台に、町家の魅力を再発見するイベント「町家の日 2024」が3月10日(日)まで開催中。

2017年に始まった「町家の日」は、1日に2件の町家が全国から姿を消している現状を改善することを目指す取り組みである。毎年3月8日を「町家の日」に定め、その前後1週間を「町家Week」として、京都を中心に、各地に残る町屋・長屋・商家などの町家の魅力を発信するイベントを展開している。

期間中は、事前予約が必要なものから当日参加可能のものまで、全国各地で150以上のイベントを用意。普段は非公開である指定有形文化財の町家の期間限定公開や町家に特化したエリアツアー、町家に関連した内装や文化のワークショップ、地元の名産を集めたマルシェなど、各地で趣向を凝らした催し提供している。End

町家の日 2024

会期
2024年3月2日(土)~3月10日(日)
会場
京都・姫路・大津・金沢・越後高田・新潟市・盛岡の全国7都市
詳細
https://machiyanohi.jp/

京都では、市内各地の町家所有者、店舗が開催するイベントをはじめ、30以上のイベントを予定。

姫路では、網干の町家をはじめ、普段街で見かけるあの町家などの公開や、マルシェや展示会、街歩きイベントなど、約50のイベントを予定。

大津では、旧東海道最大の宿場町として栄えた大津百町内の町家においてさまざまな企画を開催。

金沢では、金澤町家に関わる人・コミュニティとの出会いから、金澤町家の活用に関わる事となった背景を「町家×観光」「町家×教育」「町家×コロナ禍」の活用事例より紹介する。

越後高田では、新潟県上越市の雁木町家など、市内各地の町家所有者、店舗が開催するイベントを予定。

新潟市では、市を象徴する数々の歴史文化施設での雛人形の展示などのイベントを予定。

盛岡では、盛岡町家を舞台に趣向を凝らしたイベントが開催される。