NEWS | プロダクト / 展覧会
2024.01.30 13:00
東京・新宿の伊勢丹新宿店でニューヨークを拠点に活動するアーティスト ダニエル・アーシャムと、デザイナー 佐藤オオキが率いるデザインオフィス nendoの協業から生まれたプロジェクト「Break to Make」の作品を紹介する展示「“Break to Make” for Friedman Benda」が2024年2月3日(土)から開催される。
日本初披露となる「Break to Make」コレクションは、アームチェア、ソファ、コンソールテーブル、ベンチ、スツールで構成されており、それぞれnendoが作成した発泡スチロールの造形物をアーシャムが部分的に壊して制作。石膏で成形したのち、保護のためにコーティングを施し、アーシャム作品に多く使われるパステルトーンの配色で仕上げたものだ。
期間中は、アーシャムとnendoが制作した同コレクションのプロトタイプを展示。アーシャムとnendoのロゴを融合したモチーフや手書きのイラストがあしらわれたグッズ(Tシャツ・キャップ・キーチャーム)も販売される。なお「Break to Make」コレクションは2月3日(土)に、抽選販売(受注)が行われる。4日(日)からは応募のなかった作品の先着販売となるため、購入をしたい人は3日に必ずいくようにしよう。
“Break to Make” for Friedman Benda
- 会期
- 2024年2月3日(土)~2月6日(火)
- 会場
- 伊勢丹新宿店 本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5(東京都新宿区新宿3-14-1)
- 詳細
- https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/living/park/shopnews_list/shopnews_0149.html
また、10組のデザイナーが作品を通してコンテンポラリーデザインのある暮らしを提案する展示「Design Contemporaries デザイン・コンテンポラリーズ」は2月13日(火)まで開催。家具や照明としての機能をもちつつも、大量生産ではなく素材や技術にこだわり、アートのような希少価値を有する作品を紹介する。作品にはデザイナーのメッセージ性も込められており、デザインの新たなムーブメントを知る機会となるだろう。
コンテンポラリーデザインスタジオ we+は、都市の廃材を土着の素材と見立てるリサーチプロジェクト「Urban Origin」から最新作「Refoam」「Haze」「Remains」を、建築家の板坂諭によるデザインレーベル「h220430」は、伊ムラーノ島の職人によるガラス製の風船の中に充電式LEDを組み込んだ新作「バルーン・ランタン」を、また、デザイナー/アーティストの本多沙映は、人工植物を正式な植物学と仮定して分析するというユニークな視点から制作した作品「Anthropophyta」を紹介する。
Design Contemporaries デザイン・コンテンポラリーズ
- 会期
- 2024年2月3日(土)~2月13日(火)
- 出展ブランド
- we+、本多沙映、Sho Ota、辰野しずか、坂下麦、AtMa、So Tanaka、西本良太、h220430、井上隆夫
- 会場
- 伊勢丹新宿店 本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5(東京都新宿区新宿3-14-1)
- 詳細
- https://www.mistore.jp/shopping/feature/living_art_f2/livingroom66_l.html