ダニエル・アーシャム×nendoによる展覧会
「“Break to Make” for Friedman Benda」が開催

左上から時計回りに「ソファ」5,500,000円 size:W1,800×D840×H700mm (75kg)、「コンソールテーブル」5,500,000円 size:W1,800×D600×H1,000mm (50kg)、「ベンチ」6,600,000円 size:W1,830×D430×H400mm (40kg)、「スツール」2,200,000円 size:W630×D430×H400mm (15kg)、「アームチェア」3,850,000円 size:W900×D910×H700mm (50kg)

東京・新宿の伊勢丹新宿店でニューヨークを拠点に活動するアーティスト ダニエル・アーシャムと、デザイナー 佐藤オオキが率いるデザインオフィス nendoの協業から生まれたプロジェクト「Break to Make」の作品を紹介する展示「“Break to Make” for Friedman Benda」が2024年2月3日(土)から開催される。

制作工程のイメージ。

日本初披露となる「Break to Make」コレクションは、アームチェア、ソファ、コンソールテーブル、ベンチ、スツールで構成されており、それぞれnendoが作成した発泡スチロールの造形物をアーシャムが部分的に壊して制作。石膏で成形したのち、保護のためにコーティングを施し、アーシャム作品に多く使われるパステルトーンの配色で仕上げたものだ。

グッズ一覧

期間中は、アーシャムとnendoが制作した同コレクションのプロトタイプを展示。アーシャムとnendoのロゴを融合したモチーフや手書きのイラストがあしらわれたグッズ(Tシャツ・キャップ・キーチャーム)も販売される。なお「Break to Make」コレクションは2月3日(土)に、抽選販売(受注)が行われる。4日(日)からは応募のなかった作品の先着販売となるため、購入をしたい人は3日に必ずいくようにしよう。End

左:佐藤オオキ、右:ダニエル・アーシャム

“Break to Make” for Friedman Benda

会期
2024年2月3日(土)~2月6日(火)
会場
伊勢丹新宿店 本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5(東京都新宿区新宿3-14-1)
詳細
https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/living/park/shopnews_list/shopnews_0149.html

また、10組のデザイナーが作品を通してコンテンポラリーデザインのある暮らしを提案する展示「Design Contemporaries デザイン・コンテンポラリーズ」は2月13日(火)まで開催。家具や照明としての機能をもちつつも、大量生産ではなく素材や技術にこだわり、アートのような希少価値を有する作品を紹介する。作品にはデザイナーのメッセージ性も込められており、デザインの新たなムーブメントを知る機会となるだろう。

コンテンポラリーデザインスタジオ we+は、都市の廃材を土着の素材と見立てるリサーチプロジェクト「Urban Origin」から最新作「Refoam」「Haze」「Remains」を、建築家の板坂諭によるデザインレーベル「h220430」は、伊ムラーノ島の職人によるガラス製の風船の中に充電式LEDを組み込んだ新作「バルーン・ランタン」を、また、デザイナー/アーティストの本多沙映は、人工植物を正式な植物学と仮定して分析するというユニークな視点から制作した作品「Anthropophyta」を紹介する。End

we+:Refoam photo by Masayuki Hayashi

h220430:Balloon Lantern

本多沙映:「Anthropophyta」シリーズ

Design Contemporaries デザイン・コンテンポラリーズ

会期
2024年2月3日(土)~2月13日(火)
出展ブランド
we+、本多沙映、Sho Ota、辰野しずか、坂下麦、AtMa、So Tanaka、西本良太、h220430、井上隆夫
会場
伊勢丹新宿店 本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5(東京都新宿区新宿3-14-1)
詳細
https://www.mistore.jp/shopping/feature/living_art_f2/livingroom66_l.html