日本の伝統工芸と現代的なテクノロジーを繋ぐプロジェクト「Craft × Tech（クラフトテック）」は、特別公開レクチャーシリーズ Vol.3「Yoichi Ochiai × 置賜紬」を、2024年2月9日（金）に東京都目黒区の東京大学先端科学技術研究センター ENEOSホールで開催する。

「Craft × Tech」は、工芸の美しい素材や技法を歴史と未来の両面から見つめ、特別なアート作品へと昇華する取り組み。伝統工芸の各産地と世界的なデザイナー・アーティストとのコラボレーションにより、長い歴史を持つ工芸に新しい発見をもたらすことを目指している。

第1回となる2023年は、津軽塗（青森県）、川連漆器（秋田県）、南部鉄器（岩手県）、仙台箪笥（宮城県）、置賜紬（山形県）、会津本郷焼（福島県）という東北6県の6産地と、サビーヌ・マルセリス、Studio Swine（村上あずさ／アレキサンダー・グローヴス）、イニ・アーキボン、落合陽一、吉本英樹、マイケル・ヤングの6組のクリエイターによるコラボレーションが実現した。

今回のレクチャーシリーズでは、東京大学先端科学技術研究センター・先端アートデザイン分野をホストに、「Craft × Tech」参加クリエイターであるメディアアーティスト 落合陽一と、山形県米沢市を拠点に伝統織物「置賜紬（おいたまつむぎ）」を手がける新田 代表取締役社長の新田源太郎による対談を展開する。