干支未収録、さまざまなポーズをしたネコの駒が愛らしい
陣取りボードゲーム「+d ネゴ」

私たちにとって身近な存在である猫のために、世界各国で「猫の日」が定められている。「世界猫の日」は毎年8月8日だそうだが、日本では1987年に2月22日と制定されている。そんな「猫の日」に遊びたいボードゲームが「+d ネゴ」である。

アッシュコンセプトのオリジナルブランド「+d(プラスディー)」から発売されている同商品は、マス目のついたボードにさまざまなポーズをしたネコの駒を交互に置いていき、ネコが占める面積の広さで勝敗を決める陣取りゲームである。

盤は8×8マスで、持ち駒のネコは白・黒それぞれ10種12 匹。ボスネコは4マス、クノジネコは3マス、マメネコは1マスなど、それぞれの駒には占領できるマスの違いがある。「ボスネコはボードの中心に置けない」「ノビネコは自分のボスネコに触れてはいけない」「すべての猫は直線上で目線が合わない」など、さまざまなルールに気をつけながら駒を配置していく。

両者ともに持ち駒が置けなくなった時点でゲームは終了。ボード上に置かれたネコのマス目数の大きい人が勝ちとなる。また、負けた人は手元に残ったネコの数だけ「ニャー」と鳴くルールも用意されている。

デザインを手がけたのは立体造形家の森井ユカ。プロダクトブランド soilと共同開発した駒は、石膏素材を用いてひとつひとつが職人の手作業でつくられており、程よい重さと、しっとりとした触感が手になじむ。ゲームに使うだけでなくオブジェとして置けば、ネコたちのさまざまな表情が部屋に穏やかな雰囲気を与えてくれるだろう。End