量子の世界を科学と芸術の2つの分野でつなぐ祭典
「量子芸術祭 Quantum Art Festival 2/4 」開催

量子の世界を科学と芸術の2つの分野でつなぎ、その未来を考える芸術祭「量子芸術祭 Quantum Art Festival2/4」が2023年12月7日(木)から9日(土)まで東京・青山のLIGHT BOX ATELIER 2Fで開催される。2回目となる今回は、4回のオンラインイベントと量子コンピュータ研究とアートを結んだ作品展示で構成されるとのこと。

展覧会に先立ってオンラインでは12月4日(月)からゲストを招いて、量子とアート、色、香りがどのように関係づけられるのかについて対話を重ねるトークイベントを開催。4部構成となる展覧会では、国内外の研究者の紹介、量子技術の社会実装表現の取り組み、量子技術を使ったアートと社会の接点、それぞれが作品として展示される。


ネオ聖母子̶量子コンピュータと自然界の親密な関係 © Korori Kutsuzawa


「においの風景 OLFACTOSCAPE」(2010 年)© Maki Ueda


「妙なる音色が遺言を守る!?」量子情報科学を使った遺言保管サービスの提案イメージ。

シリーズ4回を目指している本芸術祭は、完結時に全体像が浮かび上がることを目指しており、今回の開催でその半分が明らかになる。今後、社会に量子コンピュータ技術がどのように影響するのか。実験的なプロジェクトや展示をとおして、未来社会の可能性を感じることができるだろう。

量子芸術祭 Quantum Art Festival 2/4

会期
2023年12月7日(木)~12月9日(土)
時間
11:00~18:00(12月7日は16:00~18:00)
入場
無料
会場
LIGHT BOX ATELIER 2F(東京都港区南青山6-13-1)
詳細
https://www.artfesq.com/

オンラインイベント「量子コンピュータアートの、新たな表現の地平」

日時
2023年12月4日(月) 12:00~13:00
登壇者
久保田 晃弘(アーティスト)+森 旭彦(サイエンスライター)
URL
https://us02web.zoom.us/j/88692224846

オンラインイベント「量子と色:色がつくる未来の生活」

日時
2023年12月5日(火) 12:00~13:00
登壇者
高椋 章太(QunaSysプロダクト事業部 プロダクトオーナー)+小泉 英明(脳科学者、物理学者、日立製作所名誉フェロー)
モデレーター:白澤 貴司(日立製作所 研究開発グループ デザインセンタ デザイナー)
URL
https://us02web.zoom.us/j/88692224846

オンラインイベント「長谷川 愛さんが尋ねる量子コンピュータの面白さ」

日時
2023年12月6日(水) 12:00~13:00
登壇者
長谷川 愛(アーティスト、デザイナー)+ 富田 隆文(自然科学研究機構 分子科学研究所 助教)
URL
https://us02web.zoom.us/j/88692224846

オンラインイベント「おいしい香りのリコンストラクション̶量子と香り」

日時
2023年12月7日(木) 17:00~18:00
登壇者
東原 和成(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)+上田 麻希(アーティスト)+三浦 武明(蒸留家、フライングサーカス代表) +
水野 弘之(日立製作所 研究開発グループ 基礎研究センタ主管研究長 兼 日立京大ラボ長)
URL
https://us02web.zoom.us/j/88692224846