NEWS | サウンド / 展覧会
2023.12.15 13:24
東京・西新宿のNTT インターコミュニケーション・センター [ICC]で「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」が2023年12月16日(土)から2024年3月10日(日)まで開催される。
2023年3月に71歳で惜しまれつつ逝去した音楽家・坂本龍一は、1990年代初頭の黎明期よりインターネットに関心を向け、インターネットライブを実施するなど作品へのメディアテクノロジーの積極的な導入を行ってきた。
また、1996年の岩井俊雄(アーティスト)とのコラボレーションをはじめとして、2000年代以降はカールステン・ニコライ(ミュージシャン)、高谷史郎(アーティスト)、真鍋大度(アーティスト兼デザイナー)、毛利悠子(アーティスト)らとのインスタレーション制作など、現代美術やメディアアートの分野でも多くの作品の制作を手がけた。
同展では、坂本と共同制作を行うなど親交のあったライゾマティクスの真鍋大度を共同キュレーターとして迎え、過去の演奏データをもとにした作品や国内外のアーティストによる同氏と関連のある作品、これまでのICCでの展示などの記録を紹介する。
会期中は、キュレーターや出品作家、ゲストによるトークやシンポジウム、上映プログラム、コンサートなどのイベントも合わせて開催。メディアアートの分野でも多大な功績を残した坂本を追悼するとともに、未来に向けて新たな「坂本龍一像」を提示する。
坂本龍一トリビュート展(仮称)
- 会期
- 2023年12月16日(土)~2024年3月10日(日)
- 開館時間
- 11:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
- 会場
- NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
- 詳細
- https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2023/trubute-to-r-s/