家庭用自律移動ロボット「カチャカ」から
家具を載せて運べる台車「カチャカベース」が登場

「カチャカベース」

東京の自律移動ロボット開発会社 Preferred Robotics(プリファードロボティクス)は、スマートファニチャー・プラットフォーム「カチャカ」シリーズより、さまざまな家具を載せて運べる台車「カチャカベース」を2023年12月1日(金)に発売する。

カチャカは、環境変化の多い居住空間において柔軟な自律移動を行うロボットである。専用のキャスター付き収納「カチャカシェルフ」とドッキングさせれば、搭載されたAI技術により、人の声や専用アプリの指示を通じて指定場所までモノを運ぶことができる。

今回登場する「カチャカベース」は、収納ケースやダストボックス、ハンガーラックなどを載せて、カチャカで自由に動かせる台車である。カラーはブラックとホワイト、外形寸法は幅393×奥行き320×高さ141mm。天板には穴あけ加工が施されているため、市販の収納棚などの家具をネジで固定するといったカスタマイズが手軽に行える。

カチャカには、2段・3段のシェルフをドッキングさせた場合、最小通路が幅650mmに限定されてしまうという課題があった。今回の小回りが効くカチャカベースの開発により、最小幅550mmの通路の走行を実現。市販の収納トレイに合うコンパクトさのため、限られた居住空間でも活用できる。End