NEWS | インテリア / プロダクト
2023.11.21 11:57
イトーキは、デザイナーの柴田文江がデザインを手がけるワークチェアシリーズ「vertebra03(バーテブラゼロサン)」から、新モデル「vertebra03 WOOD」を2024年1月上旬より発売。さらに、同氏がデザインしたポータブルバッテリー「hako(ハコ)」も2023年12月25日(月)に発売する。
2019年に発売を開始した「vertebra03」は、1981年に登場した初代「vertebra」の後継となるもの。脊髄を柔軟にサポートする背もたれや前傾機能を装備したシートなど、イトーキ独自の人間工学と生体力学に基づく先進の機能を搭載した「働く」と「暮らす」を融合したワークチェアだ。
今回発表された「vertebra03 WOOD」は、現代の人間工学と木の温もりを兼ね備えたモデルである。国産の栗の木の無垢材を切削して成形した背とシートは、カリモク家具が監修。木材の質感を活かしながら、従来モデルと同様に作業姿勢に合わせて最適な背とシートの形状を提供する。
座面および背もたれの木部は、クリア、ブラック、グリーンの3色を展開。ファブリックは、従来のオリジナルの2種14色と「Knoll Textiles」の2種14色を加えた計28色から組み合わせられる。さらに、空間のコンセプトや機能に応じて、自由で拡張性のあるカスタマイズが可能である。
ペーパーボックスをイメージしたデザインの「hako」は、電源の場所に縛られずにカジュアルに働きたい人のためのポータブルバッテリー。本体サイズはW86×H142×D86mmと、シンプルで収まりのよいフォルムが特徴である。背面にはストラップが付属しており、簡単に持ち運びが可能だ。カラーはブラック、グレー、ブラウン、グリーンの4色展開。PC、タブレット、スマートフォン3台を同時に充電できる115Whの大容量を搭載する。