東京・六本木の東京ミッドタウンでは、今年で16回目となる「TOKYO MIDTOWN AWARD 2023」の受賞作の展示が2023年11月12日（日）まで同施設のプラザB1メトロアベニューで開催されている。

同アワードは、次世代を担うデザイナーやアーティストの発掘と応援、および将来的なコラボレーションを目的としている。今年度はデザインコンペとアートコンペの2部門で計1,479点の応募作品があり、そのなかから計16点（デザイン10点、アート6点）を選出。

デザインコンペ　グランプリ：黒澤杏「動く募金箱」

デザインコンペ　優秀賞：都淳朗、太田壮「リバースけん玉」

デザインコンペ　優秀賞：大原衣吹「記すビーカー」

「つながり」をテーマとしたデザインコンペでは、人と人を繋ぐ「バトン」と「募金」をかけ合わせた黒澤杏の作品「動く募金箱」がグランプリを獲得。アートコンペでは、私たちには普段見えない足元の下の地面を映像で表現したタカギリヲンによる「TOKYO ELEVATION Type 0」がグランプリに選ばれた。

アートコンペ　グランプリ：タカギリヲン「TOKYO ELEVATION Type 0」

アートコンペ　準グランプリ：神谷絢栄「風の噂 2023ver.」

期間中は来場者による一般人気投票を実施し、展示作品の中から「東京ミッドタウン・オーディエンス賞」を決定する（投票結果は11月下旬にアワードの公式サイトにて発表）。また、同時に募集する応援コメントは、期間終了後クリエイターに届けられる。若き才能が手がけたお気に入りの作品に投票してみよう。