設立60周年を迎えたヤマハデザイン研究所による企画展開催

1963年、デザインの重要性にいち早く着目し、デザイン部門を設立したヤマハ。以来、プロダクトデザインやコミュニケーションデザインを通して音楽や人生の愉しさを具現化することに取り組んできました。
本展ではヤマハブランドを冠するあらゆる製品のデザイン開発を行うデザイン研究所のプロトタイピングの活動に焦点を当て、思索の足跡を俯瞰します。また、今年4月に「ミラノデザインウィーク2023」で発表した最新作「楽器と共に暮らす家具のようなもの」11作品を日本で初めて展示します。

「A・round / Be・side / Re・mind」(2018年)

(左)「Hairy Creature Speakers」(2016年)(右上・下)「Resonated Yamaha」(2011年)

デザイン研究所所長の川田 学氏のコメント
楽器の伝統と文化をリスペクトしながら、本質を押さえた上で革新することは容易ではありません。プレイヤーに愛用され、専門家や技術者に信頼され、音楽を愛する世界中の人々の心を震わせるために、デザインは常に進化・深化していく必要があります。デザイン研究所はこれからの暮らしの豊さに思いを馳せるとともに、自らのアイデンティティーを問い続けてきました。新しい概念にカタチを与え、問い続け、発信してきた活動を、直近20年間のプロトタイプの展示を通してお伝えします。

『考え方を考える』というヤマハデザインの真髄をご覧ください。End

「Stepping Out of the Slate」(2022年)

*本展は「DESIGNART TOKYO 2023」に参加しています。

ミラノデザインウィーク2023 ヤマハ展示「You Are Here」の様子

「Where We Are -ヤマハデザイン研究所60周年企画展- 」

日時
2023年10月21日(土)〜23日(月)11:00~19:00
会場
AXISギャラリー(東京都港区六本木5丁目17−1)
入場
無料
詳細
オフィシャルサイト