ブルレック兄弟とガムフラテージがデザインした
新作テーブルが家具ブランドが「KOYORI」から登場

家具ブランド「KOYORI」から、パリを拠点に活動するデザインデュオ ロナン&エルワン・ブルレックと、コペンハーゲンのデザインデュオ ガムフラテージがデザインした新作のテーブルコレクションが登場する。

ブルレックがデザインし、飛驒産業が製造を手がけた「Neiテーブル」は、無垢材を用いた円形と長方形のシンプルな構造のテーブルである。伸縮の影響を受けやすい無垢天板の課題を、4本の脚を幕板や樌(ぬき)でつながないようにしたデザインを採用し解決した。脚の有機的な曲面などに彫刻的な造形美が感じられる。

「Neiテーブル」ホワイトオーク材
円形φ1200mmxH740mm、または長方形W1600mm, 1800mm, 2000mm, 2200mmxD900mmxH740mm

同じくブルレックによる「Usuraiテーブル」は、天童木工の技術を集結。ビーチ材とオーク材の木口は、積層面の美しいストライプ柄が際立つようにデザインされている。また、幕板や樌を使わずに四隅に脚を取り付けたシンプルな構造で、精密な加工技術で仕上げた工芸的な佇まいをもつテーブルに仕上げた。「Usuraiテーブル」も円形と長方形の2タイプを展開する。

「Usuraiテーブル」ホワイトオーク材
円形φ1200mmxH740mm、または長方形W1600mm, 1800mm, 2000mm, 2200mm, 2400mmxD900xH740mm

ガムフラテージがデザインした楕円形と長方形からなる「Miauテーブル」は、昨年発表された「Miauアームチェア」につづくものである。無垢材の天板と脚がシームレスに繋がったデザインが特徴的で、脚は上部から下部にかけて先細りにしたテーパー加工が施されており、無垢材を削り込んだ美しい木目の表情が味わえる。

「Miauテーブル」ホワイトオークまたはウォルナット材
楕円形W2200mmxD1030mmxH740mm、または長方形W1600mm, 1800mm, 2000mmxD900mmxH740mm

これらのテーブルは、東京都渋谷区にあるCIBONEにて2023年10月20日(金)から11月5日(日)まで行われるローンチイベントで披露される。また、今回のローンチに合わせて、ロナン・ブルレックとガムフラテージ、KOYORIエグゼクティブ・ディレクターの神田宗俊によるオンライン・トークイベントも10月12日(木)に行われる。End

ロナン&エルワン・ブルレック Photography:Alexandre Tabaste

ガムフラテージ Photography:Petra Kleis

KOYORI – NEW PRODUCTS LAUNCH Ronan & Erwan Bouroullec / GamFratesi

会期
2023年10月20日(金)~11月5日(日)
会場
CIBONE(東京都渋谷区神宮前 5-10-1 GYRE B1F)
詳細
https://www.cibone.com/news_exhibition/7491/

KOYORI – ONLINE TALK Ronan Bouroullec / GamFratesi

日時
2023年10月12日(木) 17:00~17:45
登壇者
ロナン・ブルレック、ガムフラテージ、神田宗俊(KOYORIエグゼクティブ・ディレクター)
言語
英語(英日同時通訳あり)
形式
ZOOM webinar
参加方法
下記リンクより申込が必要。定員になり次第締め切り。
※デザイナーへの質問は、登録画面の「質問とコメント」欄に記載すること。
※時間の都合上、すべての質問に回答できない可能性あり。
詳細
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_r8ROQ4TRQW2My2lHeH7bwg#/registration