NEWS | プロダクト
2023.08.22 17:05
建築家の水上和哉が率いる建築設計事務所 kvalitoは、パナソニックインダストリー実験室の改修プロジェクトにあわせて、パナソニックグループ製品の製造時に生まれる端材を用いたサイドテーブル(SIDE TABLE)とキャスターワゴン(WAGON)をデザインした。
ベンチサイドテーブルとキャスターワゴンの天板には、人造大理石のキッチンカウンターを製造する際に発生する廃材を使用。キャスターワゴンのカーブしたフレームやサイドテーブルのすらりとした脚は、再利用した天板の形を最も活かせるようにデザインされた。
kvalitoは「今回の制作テーマは、今まで目を向けることもなかった既製重量什器の色に着目することと汎用材で何が出来るか考えることでした。創作の思考を凝らしたこれらの什器が技術者の方々の創造活動の一助になることを願っています。」と語っている。