インテリアショップMid-Century MODERNによる、フランスの建築家でデザイナーのジャン・プルーヴェ（Jean Prouvé）がデザインしたプロダクトを展示・販売するポップアップイベント「CONSTRUCTOR：Jean Prouvé」が2023年9月18日（月・祝）まで東京・渋谷PARCO 4Fで開催されている。

展示風景

建築だけでなく、照明やチェア、テーブルなどさまざまなインテリアを手がけてきたプルーヴェ。今回のポップアップでは、後ろ脚のフレームの形状が特徴的な「スタンダードチェア」をはじめ、コンパスのようにシャープに広がるスチール製の脚をもつテーブル「コンパス ディレクション」、ボリュームのある背もたれと木製のひじ掛けを組み合わせた「フォトゥイユ ディレクション ピヴォタン」、1951年に発表したスツール「タブレ N°307」などプルーヴェの名作を紹介している。

「Standard Chair」（左）と「Compas Direction」。

「Fauteuil Direction Pivotant」

「Tabouret N°307」

展示期間中にはフランスのカフェをイメージしたスペース「Café Prouvé (カフェ プルーヴェ)」がオープン。「スタンダードチェア」やラウンジチェア「フォトゥイユ ド サロン」、照明「プティット ポタンス」や「ゲリドン」などを実際に使用できるまたとない機会である。