NEWS | プロダクト
2023.07.12 18:49
デザイナーの小林幹也がデザインを手がけた飲料用グラス「BINKOP(ビンコップ)」が、東京都墨田区のガラスびんメーカー 大川硝子工業所から登場した。
「BINKOP」は、使用済みのガラスびんを原料に用いたグラス。廃棄する際に使用済みガラス瓶として処理すれば、再び同じ製品へと資源を循環させる「水平リサイクル」も可能だ。
サイズは容量226mlで、口径82mm、高さ82mm、重量191gとほどよい大きさで、縁は厚みがあり、丸みを帯びており飲み心地も良い。
長いデザインプロセスを経ることで、美しさ・使いやすさ・積み重ねやすさを兼ね備えたグラスに仕上がった。そこには、日用品に美を求める民藝の哲学、現代的なビジョン、暮らしを豊かにする道具づくりに対する小林の想いが込められている。