1946年創設のアメリカの楽器メーカー フェンダー（Fender）は、同社初となる旗艦店「FENDER FLAGSHIP TOKYO」を、2023年6月30日（金）に東京・表参道にオープンした。

東京を拠点にする建築スタジオ クライン ダイサム アーキテクツが店舗設計を担当。地下1階から地上3階の全4フロア構成で「ミュージックLOVERと楽器」というコンセプトのもとデザインした。

店内には、マスタービルダーと呼ばれる熟練の職人が手がける設計製造部門「Fender Custom Shop^®」のエレキギターやベース、アメリカや日本製の各モデル、アコースティックギター、ウクレレ、アンプ、ペダルなどを展開。フェンダーのアンプを使用した試奏用の特設防音ルームも併設している。

さらに、地下1階には同社初のカフェ「FENDER CAFE powered by VERVE COFFEE ROASTERS」を併設するほか、トークショー、パフォーマンス、ワークショップ、テレビやラジオ番組の収録などに利用できるイベントスペースを設置。従来の楽器店の枠を超えた幅広い音楽体験を提供する。

また、旗艦店のオープンに合わせて、アパレルブランド「F IS FOR FENDER（エフ・イズ・フォー・フェンダー）」をローンチした。「自身にインスピレーションを与えてくれる洋服」をコンセプトに、音楽を愛するあらゆる人に向けて、ギターの歴史に着想を得たアイテムを用意する。