JR中央線各エリアを舞台にしたアートフェスティバル
「Center line art festival Tokyo 2023」

東京・JR中央線沿線地域を舞台にした回遊型アートフェスティバル「Center line art festival Tokyo(中央線芸術祭)2023」が、2023年8月7日(月)から11月7日(火)まで中央線の中野駅から国立駅間の各駅周辺施設で開催される。

中央線は東京の生活と文化を育んできた路線であり、首都圏の大動脈として利用されてきた。沿線各駅の周辺に広がる街並みは、それぞれに異なった表情があり、多くの人に親しまれている。

三本木 歓「Town A – three times lonly walk」

2021年にスタートした「Center line art festival Tokyo」は、中央線という大きなフィールドを自由な遊び場と見立て、巨大なアート空間を創出する取り組みである。3 回目の開催となる今回は、伝統・現代・工芸・美術・舞踊・映像などの幅広い分野で、展示やパフォーマンス、ワークショップ、トークイベントといった多彩なプログラムを展開する。

上野悠河「シェヘラザードの千二夜目」

越智波留香「窓」

今回のテーマは「The time to sense.(感覚の時代)」。テクノロジーを介して画面に映し出された「虚像」と対面することが増えた今、作家自身の感覚の産物や身体性の表出である芸術作品に触れて、私たちの感覚を開き、取り戻そうという想いが込められている。

開催にあたって、フェスティバルを主催するCo-production of art Works-Mは「回遊型アートフェスティバルとして毎年継続開催することで、行政区間の文化格差解消を目指すとともに、人と人、街と街とをつなぎ、中央線沿線に『アートを介した小さな旅』というマイクロツーリズムの価値を生み出していきたい」とメッセージを発表している。

Center line art festival Tokyo 2023

会期
2023年8月7日(月)~11月7日(火)
※フェスティバル本祭期間は9月27日(水)~11月7日(火)
会場
JR 中央線 中野/高円寺/西荻窪/吉祥寺/武蔵境/東小金井/武蔵小金井/国立 各駅周辺施設
詳細
https://claft.jp/