「ライカWatch」のモノクロームエディションから2モデルが新登場

カメラメーカーのライカは「ライカWatch」シリーズから「ライカZM 1」および「ライカZM 2」のモノクロームエディションである「ライカZM 1 Monochrom」と「ライカZM 2 Monochrom」を2023年4月28日(金)に発表した。

これらの製品は、自社で開発から製造までを行った手巻ムーブメントを搭載した機械式腕時計。モノクローム撮影専用デジタルカメラ「ライカM11モノクローム」からインスピレーションを得ており「ZM」の名前は「時間を計測して表示する機器」を意味するドイツ語の「Zeitmesser」に由来する。

カラーリングは、ライカの赤いロゴを想起させるリューズ部分のレッドドットとシルバー以外、すべてモノトーンで統一。モノクローム写真のように、落ち着いた雰囲気や影の濃淡の美しさが味わえる、シンプルでありながらも奥深さが感じられるウォッチだ。

風防には、反射防止コーティングを施したサファイアガラスを使用。インデックスと針には、ブラックのロジウムメッキとダイヤモンドカットさらにサンドブラスト加工を施している。文字盤は足も含めて、高強度アルミニウムを削り出しているため耐衝撃性も備えている。

ストラップには「ライカM11モノクローム」の外装レザーと同じ材質である、ブラックのカーフレザーを採用。力強いシボ(皺)やしっかりとした厚みが特徴、カットエッジ製法とハンドステッチ仕上げにより、堅牢さと洗練された質感の両立している。

「ライカZM 1 Monochrom」

「ライカZM 2 Monochrom」

カメラのシャッターボタンから着想を得たプッシュ式リューズは、押し込むことでスモールセコンド針がゼロの位置に戻る仕組みになっており、簡単に時刻を合わせられる。ライカの技術を惜しみなく搭載した「ライカZM 1」と「ライカZM 2」は同社の伝統とクラフトマンシップが詰まった特別な腕時計となっている。End