NEWS | 展覧会
2023.02.09 13:57
象印マホービンが運営する大阪・天満のまほうびん記念館は、開館15周年を記念する企画展「手吹き時代のまほうびん」を7月10日(月)まで開催している。
同展では、1912年に魔法瓶が日本で初めて誕生したときから、自動製瓶工場で生産がはじまるまでの約50年間につくられた貴重な手吹きのガラス魔法瓶を展示。
大阪はガラス工業の発祥の地であり、優秀なガラス職人が多く、資材調達の下請けや輸出港もあるため、魔法瓶製造が大阪の産業となっている。昭和初期から戦前には、新しい製法や技術の発展、海外市場の開拓で魔法瓶産業が成長した。戦後は、新しい時代のニーズにこたえ、新たな市場の創出が見られた。
そして、日本経済の発展とともに家電が普及するなか、魔法瓶は一部の家電に置き換わり、1963年に自動製瓶工場の生産の開始で、手吹きのガラス魔法瓶は衰退期を迎えた。同展では、このような歴史において、ガラス魔法瓶の歩みを知ることができる。
まほうびん記念館 企画展
「手吹き時代のまほうびん」~大正から昭和30年代のガラスまほうびんたち~
- 会期
- 2023年1月30日(月)~7月10日(月)
- 開館日
- 月~金曜日(土、日、祝日/会社の休日/館内作業日等は休館)
- 見学時間
- 1回目10:00~/2回目13:00~/3回目15:00~
- 入館料
- 無料(最大見学人数:約10名/回)
※事前予約制・団体は予約時に要相談 - 会場
- まほうびん記念館(大阪市北区天満1-20-5 象印マホービン 本社1階)
- 詳細
- https://www.zojirushi.co.jp/corp/kinenkan/tebuki/