プラスが国産木材によるプロジェクト「MOKURAL」を始動
第1弾は清水慶太デザインのオフィス家具「Vicenda」

プラスは、国産木材を積極的に活用するプロジェクト「MOKURAL(モクラル)」をスタート。第1弾として、国産の早生広葉樹センダンを使用した木金混合のオフィス家具「Vicenda(ヴィチェンダ)」シリーズを2023年2月28日(火)に発売する。

同社は、協同組合福岡・大川家具工業会 地域材開発部会による「オフィス家具を国産木材でつくることにより、カーボンニュートラル実現の一翼を担い、木材循環システムの構築による森林の健全化を目指す」活動「センダンサイクル」に参画。

スギやヒノキが伐採までに40〜60年かかるのに対し、国産早生広葉樹のセンダンは成長速度がひじょうに早く、20~30年ほどで伐採・活用できるまでに成長するという。CO2吸収能力は一般的な広葉樹に比べて約3倍高く、ブナやナラと比較しても十分な強度を持つ、サステナブルな木材だとしている。

イタリア語で「お互い」を意味する「Vicenda」シリーズでは、清水慶太がデザインを担当。異素材のセンダンとスチールが互いに補いながら、双方の魅力を引き出した、新しいコンセプトのハイブリッド・ファニチャーである。

今回はテーブル(単体・両面)とシェルフ(ハイタイプ・ロータイプ/オープン)の2製品5アイテムを先行発売。今後は順次アイテムを拡充する予定だ。End

清水慶太