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2022.12.06 15:48
三井化学は、ヒトの体温を感知して触れたカラダをやさしく包み込む新素材「HUMOFIT®(ヒューモフィット®)」を開発している。
この素材は、室温と体温の間(約28℃)で劇的に柔らかくなるプラスチックシート。自由に曲げることができ、ピース同士がくっつく性質がある。さらに、体温を感知して、触れた体にフィットするので、複雑な形にもピタリとフィットするそうだ。
この特性を活かした玩具が、ネイスのSTEAM脳育トイ「キャンディぷらす®」である。脳科学者・茂木健一郎の監修のもと、温もりが集中力を育む玩具だという。
カラフルな十字型のピースは温めるとあめ細工のように変形し、くっつく。また、冷めると硬くなるので、子どもたちはイメージ通りの曲線を通ることができる。再び温めるともとに戻るので、想像力を広げたり知的好奇心を刺激したりしながら、何度も繰り返して遊ぶことができるとしている。