暮らしの中で出る「ゴミ」の定義を考える
「かちのかたちたち展」が開催

東京ミッドタウン・デザインハブは、第100回企画展「かちのかたちたち展-捨てるの手前とあとのこと」を2022年12月5日(月)から12月25日(日)まで開催する。

大量生産や消費、エネルギー依存から生じる環境破壊と気候変動などは喫緊の課題であり、必然的にサステナビリティやサーキュラーといったテーマに向き合わなければならない時代に私たちは生きている。制度や産業での大きな枠組みの変化が求められるだけでなく、私たち一人一人も立ち止まらず、考え方を変化させていく必要があるだろう。

多摩美術大学では、2021年より取り組んでいる共創プロジェクト「すてるデザイン」を通じてサーキュラーと向き合い、社会に対するさまざまな問いかけを行ってきた。同展では、私たちの暮らしの中で発生する「ゴミ」の定義について考察する。

どこからがゴミで、どこまでがゴミではないのか? その境界に焦点を当て、第一線で活躍するデザイナー、クリエイターそれぞれのゴミに対する価値観を探っていくという。

また、サーキュラーに関する世界や日本の先行事例や、学生作品を通じて、ゴミの認識の転換について提示するそうで、この問題について考えていくまたとない機会となるだろう。End

東京ミッドタウン・デザインハブ第100回企画展
「かちのかたちたち展ー捨てる手前と後のこと」

会期
2022年12月5日(月)~12月25日(日)
会期中無休・入場無料
会場
東京ミッドタウン・デザインハブ
(東京都港区赤坂9丁目7番1号 ミッドタウン・タワー5階)
詳細
https://tub.tamabi.ac.jp/exhibitions/2778/