写真家・畠山直哉「Taiza, Tango」展が開催
京丹後の自然と風景・生産物を紹介

▲畠山直哉「Taiza, Tango (立岩)」2022年

京都市左京区の丗|SEIは、写真家・畠山直哉の企画展「Taiza, Tango」を、2022年12月10日(土)から12月25日(日)まで開催する。

同展は、畠山が京都・京丹後を訪れ出会った自然と風景の記録と共に、同地で生み出された生産物を紹介するというもの。異なる季節での京丹後の滞在で撮影された新作を初公開する。

▲新里明士の4つ碗と中川周士の箸と匙

▲佐藤聡のグラス

畠山が写真を介して鑑賞者に届ける光景には、自然がもつ豊かさ、更新していく力、常にあたらしさの始まる朝のような力を感じることができる。息をのむようなその光景の先には、京丹後の地で生きてきた人々がゆっくりと目の前に見出してきた暮らしの景色とその形が息づいている。

▲丗|SEI 外観

▲丗|SEI 内観

同展を体験した人々が京丹後に興味をもち、訪れ、日本の持つ美しい風土、豊かな食文化、周囲の文化資源の魅力を知ることで、美しい景色に出会える日本という風土が持つ豊かさ、地域文化を再認識することができるだろう。

また、会場では、「あしたの畑」のオリジナル商品、京丹後の発酵にまつわる食品も展示・販売されるそうだ。End

Taiza, Tango

会期
2022年12月10日(土)~12月25日(日)
会場
丗|SEI(京都市左京区)
入場料
1,000円(初めて来場の場合は下記リンクから予約が必要)
詳細
https://www.tomorrowfield.org/taiza-tango