NEWS | 展覧会
2022.11.10 09:00
デザインエンジニアの山中俊治が率いるPrototyping & Design Laboratoryは、最終展示「未来の原画」展を、2022年11月17日(木)から12月4日(日)まで、東京・駒場の東京大学生産技術研究所にて開催する。
同研究室は、2008年に慶應義塾大学SFCで始まり、2013年からは東京大学生産技術研究所で活動。「人とテクノロジーの節点」としてのデザインを探求するさまざまな研究を進めてきた。山中教授は本年度をもって東京大学を退職する。
同展では、いつも研究の始まりにあったという山中教授のスケッチ原画と、それらに導かれた多くのプロトタイプ30点以上が並ぶ。同時に、幅広い分野に飛び立ち活躍する卒業生たちのうち24名の作品が展示される。会期中には第一線で活躍するデザイナーなどゲストを招いたトークイベントも実施される。
先端技術に形を与えたスケッチやプロトタイプの数々、そしてこれからの時代を生きる卒業生たちの活動など、それらすべてが未来を描くための原画として披露されるのが「未来の原画」展だ。
また本展に合わせて、東京大学生産技術研究所価値創造デザイン推進基盤(Design-Led X)の年次フォーラム、第8回価値創造デザインフォーラムが開催される。
東京大学生産技術研究所(IIS)は、2017年に価値創造デザイン推進基盤を立ち上げ、「工学とデザイン視点の融合による価値創造」をコンセプトとする取り組み「価値創造デザイン(Design-Led X)」を推進してきた。
立ち上げメンバーである野城智也教授、山中教授が退職を迎えるにあたり、「未来の原画 −この5年間に描いたもの−」と題して、これまでの活動を振り返りながら、Design-Led Xの次なるステップについて考える。
山中研究室最終展示「未来の原画」展
- 会期
- 2022年11月17日(木)~12月4日(日)
- 開館時間
- 平日 15:00~19:00、土日祝 11:00~19:00
- 閉館日
- 月曜日
- 入場料
- 無料 ※土日祝は予約制
- 会場
- 東京大学生産技術研究所S棟
- 詳細
- http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/final/
第8回価値創造デザインフォーラム
「未来の原画−この5年間に描いたもの−」
- 日時
- 2022年11月24日(木) 16:00~19:30
- 参加料
- 無料 ※下記サイトより申込が必要
- 会場
- 東京大学生産技術研究所 An棟2階 コンベンションホール
- 詳細
- https://dlxforum8.peatix.com/