NEWS | ファッション
2022.10.28 14:30
ISSEY MIYAKEは、ホリデーシーズンに向けた新ニットシリーズ「RHIZOME」を2022年11月1日(火)より販売開始する。また、大阪・南船場のISSEY MIYAKE SEMBA クリエイションスペースでは、特別展示「RHIZOME」を2022年11月1日(火)から12月27日(火)まで開催する。
2022/23年秋冬コレクションのテーマは「Sow It and Let It Grow」。植物の形態に感じる野性とその美しさから始まったコレクションで、種が根を張り、芽生え、土の中から突き破って、光を追い求めるさまに着想を得て制作された。
「RHIZOME」は今シーズンを象徴する無縫製のニットシリーズで、まるで植物の根や茎がのびのびとあらゆる方向に生えているようなデザインを採用。空いているいくつかの穴から腕や顔を通すことで複数の着方ができる。
また、素材は軽量でふっくらとしたウールの紡毛糸を使用しており、垂れ下がった根のような部分を腰や首回りに結ぶことで、フォルムの変化やアレンジを楽しむこともできる。
映像と写真を手がけたのは、イギリスのアーティスト・写真家・映像監督のマーカス・トムリンソン(Marcus Tomlinson)で、同日よりISSEY MIYAKEブランドサイト、インスタグラム、ISSEY MIYAKEショップで公開される。
同氏は、「コンテンポラリーダンサーを通して、衣服を更に昇華させるような映像を作りたいと思いました。Rhizome(根茎)に見立てたダンサーたちが一緒に眠っているところから始まるストーリーを作り上げました。ダンサーたちが起きると、動き出し、明るい色をまとった一つ(一人)のRhizomeを残し、森の中へ走り出します。そして彼女は目覚め、一人きりになります。ダンサーたちが森の中で踊っている間に、野原に一人残っていた彼女は完全な一つのRhizomeになるために他のダンサーたちを呼び戻します」とのコメントを寄せている。
ISSEY MIYAKE 特別展示「RHIZOME」
- 会期
- 2022年11月1日(火)~12月27日(火)
- 会場
- ISSEY MIYAKE SEMBA
(大阪府大阪市中央区南船場4-11-28) - 詳細
- https://www.isseymiyake.com/ja/news/9940