デンマーク・コペンハーゲンのデザインスタジオ「MOEBE（ムーベ）」の世界が体験できる「World of MOEBE」展が、2022年11月2日（水）から11月4日（金）まで、東京・六本木のAXISギャラリーにて開催される。

プロダクト、家具、インテリアを制作するMOEBEは、2人の建築家と1人の家具職人の3人が2014年に創業した、緻密な構造とミニマリズムを妥協なく追求するデザインスタジオ。建築的な思考に基づき、徹底的に考え抜いた構造によるシンプルで美しいデザインを目指して、すべて自社で設計を行っている。

「良いデザインとは、それ自体がサステナブルである」という信条のもと、簡単にリペア、組立、リサイクルできるパーツで構成。アクリル板と枠材をラバーバンドで固定するだけの「フレーム」、くさびで棚板を固定するだけの「シェルビングシステム」などを展開。近年は、プロダクトのデザイン性だけでなく、デザイン哲学やものづくりに対する姿勢などが評価されているという。

今回の「World of MOEBE」展では彼らの世界観にフォーカス。最新作の発表とともに、ブランド誕生秘話や哲学、組み立て実演、リアルライフでのスタイリングゾーンなど、さまざまな角度からMOEBEを知ることができる。

スチールフレームを使用したミニマルでモダンなベッドは、横幅を90～180cmに拡張でき、セミシングルから180cmのキングまで、どんなサイズのマットレスでもフィットするように設計されている。

オプションで、ベッドサイドテーブルを右側にも左側にも好みの位置に付けることが可能。フレキシブルにカスタマイズでき、子どもの成長や環境の変化に合わせて、柔軟に使えるエコなベッドである。

また、シェルビングシステムを壁にも応用したシリーズも披露。狭い廊下や広々としたリビング、小さなキッチンに最適なウォールシェルビングシステムで、壁に掛けて使うことも、床から立てて使うこともでき、棚板を好きな高さに簡単に調節できる。

▲MOEBE／ムーべ