NEWS | プロダクト
2022.10.18 10:42
デザイナーのベンジャミン・ヒューバートが率いる英ロンドンのデザインオフィス LAYERは、ヴィトラのためにコンパクトな卓上充電器「Ampi」をデザインした。
イギリス、EU、米国向けに2022年10月に発売され、価格は185ポンド(約30,000円)。カラーはベーシックダークとソフトグレーの2色で、今後数か月のうちに5色を追加する。
初めてのコラボレーションとなる両社が手がけたのは、スマホ充電トレイ、USB-A、USB-C、2つの電源コンセントが一体になったアクセサリー。「Ampi」という名前は「アンペア」に由来するという。
変化が求められる現代のオフィス環境にも対応して、自宅やオフィスをワークステーションに変えてくれる。最大で6台のデバイスに電力を供給することができ、複雑なコードもすっきりさせることができる。
閉じた状態では丸みを帯びたシンプルな長方形をしており、上面はスマホ用の充電トレイとなる。前面に付いているタブを少し引けばUSB-Cポート1つとUSB-Aポート2つが現れ、さらに引き出せば電源コンセント2つが現れる。
「Ampi」の設計では、従来のハイテク充電器の概念を打ち破ることを目指したという。あえて目立たない形状にすることで、広々としたオフィススペースではいくつも使用でき、コードを最小限に抑えてごちゃごちゃとした見た目を整理することができる。また、スペースが限られているホームオフィスでも使いやすくなっている。
ボディにはソフトな手触りのリサイクル可能なプラスチックを使用。マグネット式引き出しのタブには、ヴィトラの家具の歴史を称えてKvadratのファブリックを採用している。