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2022.10.06 15:40
コニー電子は、本体の大部分を紙で製作したスピーカー「Koala A-1」を開発した。紙材料は音響的に不要な響きを出しにくいという性質があり、スピーカーのキャビネットの材料として適しているという。また、紙ならではの温かみのある手触りがあり、環境性、インテリア性、音質の全てを両立したスピーカーが製作できるそうだ。
環境性については、本体の約95%を再生紙で作ることで資源を有効活用。本体はラップの芯の製法を応用した工法で製作することで、硬くて実用的な耐久性を持つ製品となる。
インテリア性では、 灰色を基調としたモダンなデザインを採用。さまざまな場所に溶け込み、質素で上質な暮らしを演出してくれるそうで、自宅やオフィス、待合室などに置いて使うことができる。
また、紙の良さを活かす音響設計により高音質を実現。高音質アンプλ Reality SDをはじめとして同社が持つ音響設計技術を生かして、ひとつのオーディオ製品として高いレベルの音質になるとしている。