福井県鯖江市・越前市・越前町では、開催される、持続可能な地域づくりを目指した工房見学イベント「RENEW/2022」が、2022年10月7日(金)から10月9日(日)まで開催される。
同イベントでは、越前漆器・越前和紙・越前打刃物・越前箪笥・越前焼・眼鏡・繊維の7産地の工房・企業を一斉開放し、見学やワークショップを通じて、一般の人々が作り手の想いや背景を知り、技術を体験しながら商品の購入を楽しむことができる。
期間中には、合計9つのトークイベントも開催。RENEWの話や地域の話、全国から集まったゲストによるトークも展開する。ものづくりや産地にまつわる、ここでしか聞けない生の話を楽しむことができるだろう。
RENEW/2022 トークイベント
- 会期
- 2022年10月7日(金)~10月9日(日)
- 予約
- ※「『Hacoaの軌跡』出版記念トーク これからのものづくり継承」「おじいちゃんトーク-池ノ上刃物工業団地の47年-」は予約が必要。会場に人数制限があるため、参加希望のトークは詳細を確認すること。
※その他のトークは、当日会場にて直接参加。(参加費現金払いのみ)
- 詳細
- https://renew-fukui.com/talk/
地域宿のつくり方
▲日本有数の彫刻のまち富山県南砺市井波で「職人に弟子入りできる宿」を運営するBed and Craft。鯖街道の宿場町として栄えた福井県若狭町熊川宿にて「素直な暮らしを味わう」八百熊川。一棟貸しの宿で各地域の文化を体感する。新しい形の宿のつくり方を学ぶことができる。
10月7日(金)14:30~16:00/詳細はこちら
▲「F-TRAD」商品開発 中間発表会
▲F-TRADは福井の伝統工芸品を現代のライフスタイルに合わせアップデートすることを目指す商品開発プロジェクト。県外デザイナーと県内伝統工芸の職人が手を組み、7つの商品が誕生予定。中間発表会では各チームの開発の様子を紹介する。
10月7日(金)19:00~20:30/詳細はこちら
LIVE DESIGN SCHOOL 開校宣言!
▲『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる』の出版から半年。このたび、地域デザインを学び実践する学校をつくることになった。本トークでは、どんな学校?なぜ今立ち上げるの?どんな人にオススメ?など、スペシャルゲストの原研哉と語り合う。
10月8日(土)13:30~15:00/詳細はこちら
「Hacoaの軌跡」出版記念トーク:これからのものづくり継承
▲ブランド創設からこれまでをまとめた書籍「Hacoaの軌跡」出版記念。越前漆器の伝統技術を継承し、新たな感性を加えて歩んできたHacoa。創設者自らがその歴史を振り返りながら、これからの「ものづくり」をどう受け継いでいくべきか、そのヒントを探る。
10月8日(土)13:30~15:00/詳細はこちら
おじいちゃんトーク-池ノ上刃物工業団地の47年-
▲池ノ上刃物工業団地は1975年(昭和50年)に始まった。団地発足当時から工場を移設し、越前打刃物産業の第一線で携わってきた二人が当時から今までを振り返りながらトークを展開する。
10月8日(土)14:00~15:00/詳細はこちら
モノ余りの時代に、どうやって“ものづくり”を届けていくか?
▲日本各地のものづくり企業による新商品開発に携わり世の中に生み出してきた株式会社マクアケと、実際に「Makuake」でプロジェクトを実施した事業者が実際の活用事例を通じて変化する「ものづくり」のリアルについてトークする。
10月8日(土)16:00~17:00/詳細はこちら
RENEWのこれまでとこれから
▲2015年から始まったRENEW。今では福井を代表するオープンファクトリーイベントへと成長した。ものづくりのまち越前鯖江に新たな「産業観光」の文化を副える。これまでの軌跡と、法人化したこれからの夢。まだ見ぬ地方のあり方を切り開くトークイベントとなる。
10月8日(土)18:00~20:30/詳細はこちら
福祉×ものづくり
▲障害のある人たちが、社会の一員である自覚を持つには、どうすればいいのか。チョコレートと伝統工芸という異なるものづくりから、一人ひとりの役割を丁寧につくるkiitosとNEW TRADITIONAL。両者から福祉との関わり方を学ぶことができる。
10月9日(日)11:00~12:30/詳細はこちら
地域に愛着をもつということ
▲地域おこし協力隊の取り組みはさまざま。熱い想いを持って地域に関わる現役隊員や、任期後もその地に根を張り活動する元隊員たち。なぜその地にたどり着き、どんな活動をしているのか。土地への愛着や地域に掛ける想いなど、若き活動家の話を聴くことができる。
10月9日(日)14:30~16:00/詳細はこちら