イケアのコレクション「OBEGRÄNSAD」
音楽を楽しむためのレコード収納ボックスを発表

イケアは、スウェーデンのハウスユニット「スウェディッシュ・ハウス・マフィア(Swedish House Mafia)」とのコラボによるコレクション「OBEGRÄNSAD」から、自宅にさらなる音楽とクリエイティビティをもたらす新作家具を発表した。コレクションは2022年10月に発売される。

同コレクションでは、イケア創業初のレコードプレーヤーを発表。これに合わせて、イケアのオープンラック「KALLAX(カラックス)」をもとに開発されたのは、レコードコレクターにぴったりのレコード収納ボックスである。

カラーはブラックで、コンソールを追加で取り付けることで高さを調節可能。サイズや形状は従来通りで、ひとつのボックスに約50枚のレコードが収納できる。コンソールは、自宅で音楽を作成・演奏するミュージシャン向けで、上部はパフォーマンス用のテーブルにアレンジできるそうだ。

スウェディッシュ・ハウス・マフィアとのコラボでは、FRAKTAバッグなどを発表。彼らにとって、これらのプロダクトは自分たちのホームスタジオを起点とする生活のなかで重要な役割を果たしており、コレクションの開発にも熱心に参加したという。

▲デザイナー Friso Wiersmaによるスケッチ

OBEGRÄNSADコレクションのテーマは、音楽を聴くこと、音楽を作ること、演奏すること、外出先で音楽を楽しむことで、音楽からインスピレーションを受けたデザインが特徴だ。

そして、レコードは再生するたびに、購入した場所や発見した時代、最初に聴いたときの感情など、さまざまな記憶が引き起こしてくれるだろう。デジタル全盛の時代だが、アナログの良さに戻れるコレクションに仕上がっている。End