吉岡徳仁による巨大な光の彫刻「STAR」
東京ミッドタウン八重洲に常設展示

▲© Kaku Ohtaki

東京・八重洲にある東京ミッドタウン八重洲が、2023年3月のグランドオープンに先がけて、20222年9月17日(土)より一部施設がオープンする。これに合わせて、デザイナーの吉岡徳仁が手がけた光の彫刻「STAR」が公開される。

日本の玄関である東京駅・八重洲中央口向かいにオープンする同施設。そこに登場するのは、10mに及ぶこの巨大な彫刻である。まるで結晶化するように、ステンレスミラーのロッドを集結させ、輝きを放つ「光の彫刻」を生み出している。

8角形に型どられた、2000を超えるのステンレスミラーのロッドは、太陽の光をランダムに反射。環境と一体化することで、日中には太陽光を反射し、夕日の中では美しい琥珀色になる。また、夜景の光をも映し出すなど、多様に輝きが変化する彫刻を楽しむことができる。

▲© Kaku Ohtaki

▲© Kaku Ohtaki

なお、作品はメインエントランスの屋外空間に常設される。吉岡は「STAR」について、「この光輝く一つ星には、世界が一つになるよう、平和への願いが込められています」と語っている。End