NEWS | インテリア
2022.09.07 17:33
イタリアの照明ブランド Lodes(ロデス)は、東京を拠点にするデザインスタジオ YOYとコラボレーションした、テーブルランプとフロアランプからなる照明シリーズ「Hover」を発表した。
デザインの特徴は、一見するとスタンドとシェードが離れているように感じられること。ベースからケーブルが1本出ており、これがシェードまでつながっているものの、まるで無重力で空中に浮かんでいるような明かりを楽しむことができる。
スタンドの上端に触れることでスイッチのオン・オフが可能で、調光もできる。技術的な機能はランプの内部に組み込まれており、目立つこともない。さらに、電源はUSBケーブルを使用しているので、自宅や公共スペースなどさまざまな場面で使えるという。
シェードは紙とポリマーフィルムを配合したシートでできており、耐久性があり、なおかつ軽やかさも感じられる。シートは廃棄物が出ないようにフラットなパッケージに入っているそうで、両端をプラスチックフィルムで結合することで簡単に組み立てることができる。
そのシンプルさにより、詩的にも感じられるHover。技術面のノウハウと現代的なデザインをバランスよく融合させるというLodesのテーマを体現した照明シリーズである。