NEWS | プロダクト
2022.09.02 14:30
照明ブランドのAmbientec(アンビエンテック)は、プロダクトデザイナー・松山祥樹がデザインした新製品「Cachalot(カシャロ)」を2022年9月30日(金)に発売する。価格は39,600円(税込)。
プロダクトデザインをはじめ、伝統工芸技術の活用や大学との共同による研究プロジェクト、社会課題や環境問題に向けたサステナブルなプロジェクトなどに取り組む松山。今回手がけたのは、純度の高いアクリルで表現された彫刻的なオブジェで、クリスタルガラスのように透き通ったマッコウクジラの姿が印象的である。
生命体を象徴するような温かい光を放つロッド(筒状のLED光源)は、Cachalotのために同社内で開発されたオリジナル光源を採用。ベースは重厚感のある亜鉛ダイキャストの銅メッキ仕上げ、トップカバーは特殊な成形方法によるアクリル製で、ダークグレーとクリアの2色を展開する。
さらに、Cachalotの魅力がより引き立つ、木の端材で作られたCachalotのためのディスプレイ・スタンドも用意。他社の端材を有効利用する取り組みの一環として、今回はカリモク家具の協力を得て、サペリ、ウエンジ、パドック、パープルハートの4素材を使用したものを数量限定で提供するという。
また、アンビエンテックはこの発売を機に、偽造品・模倣品の販売対策として、偽造防止セキュリティのための真偽認証システムを導入。製品箱に同梱されたブランドカードのSuper QR Code(複製不可)をスマートフォンでかざすと、その製品が正規品か瞬時に判別することができるそうだ。