デンマークの優れた家具を紹介する展覧会
「フィン・ユールとデンマークの椅子」開催中

東京・上野の東京都美術館では、企画展「フィン・ユールとデンマークの椅子」が2022年11月3日(土)まで開催中である。

デンマークのデザイナー、フィン・ユール(1912-1989)は、ひときわ美しい家具をデザインしたことで知られる。優雅な曲線を特徴とするその椅子は、「彫刻のような椅子」とも評される。

▲フィン・ユール 《イージーチェア No. 45》 1945年デザイン 織田コレクション 撮影:大塚友記憲

▲フィン・ユール 《チーフテンチェア》 1949年デザイン 織田コレクション 撮影:大塚友記憲

▲フィン・ユール 《ボーンチェア No.44》 1944年デザイン 織田コレクション 撮影:大塚友記憲

▲フィン・ユール 《イージーチェア プロトタイプ》 1948年デザイン 織田コレクション 撮影:大塚友記憲

▲フィン・ユール 《ペリカンチェア》 1940年デザイン 織田コレクション 撮影:大塚友記憲

同展では、デンマークの家具デザインの歴史と変遷をたどり、その豊かな作例が誕生した背景を探るとともに、モダンでありながら身体に心地よくなじむフィン・ユールのデザインの魅力に迫る。

▲佐藤慶太郎記念 アートラウンジ(中央棟1階)

▲「美術情報室」のデンマーク家具

椅子のデザインから、理想の空間を具現した自邸の設計、住居や店舗、オフィスのインテリアデザインまで、フィン・ユールの幅広い仕事を紹介。椅子という日常を支える身近な家具にあらためて光を当てており、新しい生活を模索する私たちが快適に生きるためのヒントを見つけることができるだろう。End

展覧会「フィン・ユールとデンマークの椅子」

会期
2022年7月23日(土)~11月3日(土)
休室日
月曜日、9月20日(火)
※ただし、9月12日(月)、19日(月・祝)、26日(月)は開室
開室時間
9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
※金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
会場
東京都美術館 ギャラリーA・B・C
詳細
https://www.tobikan.jp/finnjuhl/index.html