土屋鞄製造所がプロデュースする、グラスを中心とするガラスの器と工芸を取り扱う専門店「TSUCHI-YA（つちや）」が、東京・浅草のかっぱ橋道具街通りにて2022年8月18日（木）にオープンした。9月下旬頃にはECサイトも開設される予定だ。

同店では、伝統工芸士の切子職人や国内外のガラス作家ら35人以上による、現代のライフスタイルと日常になじむデザインのガラス器とガラス工芸を展開。「TSUCHI-YA」オリジナルデザインの製品も取り扱う。

ラインアップは、水やお茶を飲むのにふさわしい透明のガラスのコップを中心に、ワイングラスやロックグラスなどの酒器、カラフェ（水差し）など約1000点を用意。その他、花器や照明などインテリアアクセサリーも展開する。

店内の内装デザインは、土屋鞄の店舗も手掛けるクリエイティブチームが担当。1階はダークな色調のシックな雰囲気で、黒色のインテリアとグレーの壁が透明なガラス器の輪郭を際立たせ美しく見せる。

2階は、天井と壁、床一面を白で統一した高級感のあるギャラリーで、カラフルな切子のグラスやアクセサリーのほか、花器やオブジェなど芸術的な製品を販売。

店舗では、買い付けを担当したスタッフが、作り手であるガラス作家の想いや各工房の特徴を解説。2階のギャラリーで、作家や技法別などのテーマによる企画展示も随時開催することにしている。