Konelが手がける「観情植物」
部屋の機嫌で育つLog Flower

越境型クリエイティブ集団 Konel(コネル)は、東急エージェンシーと共同で、「部屋の機嫌で育つ『観情植物』 Log Flower(ログフラワー)」のプロトタイプ開発を行い、β版を公開した。

Log Flowerは、部屋の雰囲気(感情)を栄養にして育つデジタル上の新しい植物。吸収する感情によって成長の仕方が変わっていく「空間の写し鏡」のような存在だそうで、人びとの「いま」のコミュニケーションのあり方に気づきをもたらし、ひとの心のあり方を前向きに導く「観情植物」だという。

▲発育イメージ

▲感情ログのレイヤー

同製品は音声感情解析AI「Empath」を使用しており、30日間で成長。最初は丸い「種」が、日々部屋の空気(感情)を吸収して「苗」となり、部屋の感情に合わせてオリジナルの形状と色に変化しながら「花」へと成長する。

取得する感情の種類と色は、「平常:白」「喜び:黄色」「悲しみ:青」「怒り:赤」を用意。感情によって独⾃の形に変化するアート性と、今までにない発育や変化が楽しめる体験が⼈の⼼に栄養を与え、空間を彩るとしている。

なお、Log Flowerは、コネルが東京・下北沢駅前高架下施設「ミカン下北」に新たに開設したクリエイティブスタジオ「砂箱」にて、2022年8月26日(金)から9月2日(金)まで展示される予定だ。End

未来のパーツ展 vol.1 感情と花

会期
2022年8月26日(金)~9月2日(金) 11:00~19:00
※8月29日(月)は休館、9月2日(金)は17:00閉館
会場
砂箱(東京都世田谷区北沢2-6-4 ミカン下北E街区2F)
詳細
https://www.sunabako.jp/event/oxwfi6y67/