京都の甘納豆専門店「斗六屋」の
種と糖だけで作るお菓子

1926年創業の京都の甘納豆専門店「斗六屋」は、種と糖だけで作るお菓子のブランド「SHUKA(しゅか)」を立ち上げ、6種類のお菓子を2022年10月6日(木)に発売する。

この一般発売に先駆け、8月5日(金)からMakuakeでプロジェクトを開始している。

「SHUKA」は「自然の恵みに手を添える。」をコンセプトとし、「砂糖漬け」と呼ばれる、甘納豆作りで用いる古来の食品保存技術を活かしつつ、現代で国際的に愛されるカカオやピスタチオなどの素材を取り入れている。

精製前のきび糖や和三盆糖、有機ココナッツシュガーなど、甘みだけでなく風味も大切にして、種ごとに合うものを職人がセレクト。種にはカカオや小豆など6種類を採用し、砂糖漬けの技術で種と糖を一体化させたという。

▲カカオ

▲ピスタチオ

▲カシューナッツ

▲斗六豆(とうろく)

▲瑞穂大納言小豆

▲丹波黒豆

形や色だけでなく種の食感までも程よく残しているため、素材の個性をまるごと味わえる。研究を重ねた独自製法による、アルデンテな「種感」のある噛みごたえが特徴だそうだ。

また同時に、コンセプトを体現したショップもオープン。店内は、床・両壁・天井がすべて土壁(水・土・稲藁を使用)となっており、小さな天窓からは自然光が差し込む。これは土中に植えられた種が、空に向かって芽を出す時に見る景色を再現しており、「種の気持ち」を疑似体験できるとしている。End