京都市中京区のISSEY MIYAKE KYOTOでは、KURA 展「TRIANGLE DYE」を2022年8月28日（日）まで開催している。

同展では、立体から平面になる衣服を中心に、未来を見据えた研究開発を続けている132 5. ISSEY MIYAKEが、新たなものづくり「TRIANGLE DYE」を展示する。

▲©ISSEY MIYAKE INC.

▲©ISSEY MIYAKE INC.

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螺旋階段から着想を得たTRIANGLE DYEは、三角形のパーツがぐるりと連なって衣服のかたちを構成するシリーズで、生地を木の板ではさみ、部分的に染料が入り込まないようにして染める「板締め」という方法を採用。

折りたたんだときには一本の直線に見えた板締めが、旋回するように開くにつれて、いきいきと六角形を描き出すのが特徴だ。

▲©ISSEY MIYAKE INC. Photo：Keiji Okubo

▲©ISSEY MIYAKE INC. Photo：Keiji Okubo

展示会場は、三角形の集合体が次々と変化していく映像に包まれている。さらに板締めの現場の音が聞こえ、職人の手仕事を彷彿とさせる。偶然に生まれるひとつひとつ異なる表情が、まるで万華鏡のように展開するTRIANGLE DYEの世界観を体感することができるだろう。