NEWS | インテリア / サウンド
2022.07.29 16:35
デザイナーのMax Gunawanが2012年に立ち上げたプロダクトブランド Lumioは、職人技とテクノロジーを組み合わせて、照明やスピーカーといった単なる装置を詩的なオブジェにまで高めているという。
Lumioは、作品を通じて私たちのさまざまな感情を呼び起こすことを目指しており、手ざわりやサウンド、見た目や香りから、より人間的な感覚が体験できるそうだ。
たとえば金継ぎの技術にインスパイアされたという「Teno」は、手のひらや自宅にぴったりと収まってくれる、美しい彫刻のようである。
これが2つに分かれると、中から暖かい光があふれるとともに、パワフルなスピーカーとして機能する。操作は天然の砂のような表面に指で触れることでできる。まさに、直感的なテクノロジーと手仕事の優雅さが融合したスピーカーである。
また、「Lito」は、一見すると木を使ったハードカバーの本のような工芸作品にも見える。これを開くと、中から上品で温かみのある光を放つ照明になる。
持ち運びが可能で、最大360度まで開くことができ、開き具合を調節することで、室内・屋外を問わずさまざまなシーンで使うことができる。 使わないときは閉じて、本棚に収納するだけだ。