NEWS | インテリア
2022.07.19 13:20
私たちの働き方が多様化するなかで、これに合わせて「休憩の取り方」も多様化しているだろうか。働き方が変わっても、適度な休憩が取れないと、働く環境がよくなったとは言えないかもしれない。
そこでイトーキの特許技術を活用し、合板卸製造の広葉樹合板が短時間でリフレッシュして生産性や業務効率を上げる「仮眠ボックス」を開発している。中に入って立った姿勢のまま簡単に睡眠をとることができる一人用のポッドで、内部には頭や体をあずける支持具がついており、そこにもたれることで姿勢をキープして仮眠できるのだ。
自席で睡眠をとるのは周囲の目が気になるだろうし、仮眠用のベッドを置くにしても、限られたオフィスのスペースを占領してしまうので設置しづらい。この「仮眠ボックス」であれば、立った姿勢のまま睡眠をとれるので、省スペース化を実現。寝具の共用をせずに衛生的で、うっかり寝過ごしてしまうということもないだろう。
同社によると、現状は商品化に向けたプロトタイプを開発している段階とのこと。できることならベッドで横になって眠りたいところだが、オフィスという限られた環境で、このボックスに入って手軽に睡眠がとれれば、働き方の改善に貢献してくれるはずだ。