NEWS | プロダクト
2022.07.14 18:30
私たちが旅行から帰ると、現地のお金や航空券、美術館のチケット、写真、あるいはその土地で拾った落ち葉など、さまざまな思い出の品が手元に残るだろう。ただ、こまごまとしたものが多く、自宅に置いているとあちこちに散らばってしまうかもしれない。
こうした大切な品々をきれいに飾ることができるフレーム「MemoryMaker」を、イタリア・フィレンツェのデザイン会社 Palomarが発表した。
デザインを手がけたのは、イギリスのインダストリアルデザイナー Sebastian Bergneで、「旅行中は、ささやかですぐに捨ててしまうものでも興味深く思えるものです。自宅ではよく見慣れたものも、新しい場所に飾ることで、魅力的でこれまでと違ったものになり、なにか特別な体験をもたらしてくれます」と語る。
さらに、「新型コロナのロックダウンで自宅から出られなくなったとき、私は旅行する代りにこうした品々を見つめ直し、記念のものについて考えてみました。こうして『MemoryMaker』ができあがりました。これを使えば、特別な時間を思い出させるものを簡単に整理したり、保管したり、眺めたりできるでしょう」とコメントしている。