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2022.06.28 12:00
イトーキは、働く人があらゆる「枠」を越えて学び合うことができる越境体験プラットフォーム「OpenWorking」のサービス提供を2022年4月より開始している。
OpenWorkingでは、さまざまな企業が集うことによる多様な価値観が交差する場を土台にした、6カ月間の越境体験プログラムを提供。3つのフェーズを通じて、「自分らしい成長を自らデザインする経験」に取り組み、今後の個人の働きがいや企業の成長にとって必要な「自律型ワーカー」への成長支援を行っている。
まず、1ヶ月にわたる「Onboardingフェーズ」では、さまざまな企業の経営層や、自分とは異なる背景をもった他参加者の考え方に触れ、凝り固まっていた思考の枠組みを徐々に外し、働く中での「ありたい姿」とそれに向かっていく道のりを自ら描くという。
次の「Questフェーズ」では、自らデザインした成長への道筋を、OpenWorking内外のリソースを最大限活用しながら約4ヶ月にわたり展開。同プラットフォームの信頼できる企業間ネットワークを活かして、他参加企業の実際の業務に一定期間携わる機会を提供するそうだ。
また、「Questフェーズ」は、約1ヶ月をかけて、OpenWorkingでの学びを活かし、さらなる成長につなげるための次なる目標設計を実施。自身のありたい姿を捉え直し、具体的なアクションへの落とし込みをすることで、一人ひとりが自走していけるまでを支援する。
第1期は、業界や職種、世代を問わず、6社24名が参加。経営層との壁打ちや、他社の実際の業務にチャレンジするなど、一人ひとりが自身の意志で道を切り拓き、6か月後に掲げたそれぞれの山頂を目指している。次回の第2期は2022年10月からの運営開始を予定しており、参加企業を募集している。