NEWS | インテリア
2022.06.09 11:00
家具メーカー Flokk傘下のワークチェアブランド giroflexは、2022年に創業150周年を迎え、これを記念してKarimoku New Standardとコラボレーションしたアニバーサリーチェアを、現在開催中のミラノデザインウィーク2022にて発表した。
このオフィスチェア「giroflex 150」では、オフィスチェアの技術と人間工学の限界を押し広げるgiroflexの伝統を継承し、ブランドのルーツである木製シートを採用。クラシックな木製オフィスチェアを現代的に解釈し、天然素材の美しさを称えるとともに、giroflexの1世紀半にわたるデザインに対するオマージュも込められているという。
さらに、シーンを選ばないデザインで、ホームユースとしても、オフィスなどのワークス
ペースにおいても、ほかのインテリアの邪魔にならない美しさと機能性を兼ね備えている。カラーは、木の質感を感じられるピュアオークに加え、ブラック、グレー、モスグリーン、インディゴブルーを展開する。
今回、Karimoku New Standard は、カリモク家具が創業以来培ってきた技術と専門知識を提供。さらに、Karimoku New Standardとそのコレクションにもデザイナーとして名を連ねるスイスのデザインスタジオ BIG-GAMEも参加した。
BIG-GAMEはシートの高さを変えるガスリフト以外の要素を極力排除したデザインを目指したそうで、オーク材でできたシートの内部には、giroflexが設計した柔軟なスチールの構造とシンクロメカニズムを収めることで、シンプルな外見を作り上げた。
また、BIG-GAME は20世紀初頭まで遡り、giroflexの多くのアーカイブを探求。その中で、1950年代にドイツのデザイナー、アルノ・ヴォットラー(Arno Votteler)が手がけたチェアシリーズ「ホルソン」に注目したという。
「ホルソン」のデザインは、そのほとんどが木製で、座り心地の良さを追求した形状になっており、現在でも色あせない耐久性を備えている。そこで、「ホルソン」に匹敵する個性と快適性、耐久性を備えた、持ち主とともに年を重ねながらもパフォーマンスを落とさず、世代を超えて受け継ぐことができるチェアを作り上げた。
ミラノデザインウィーク2022
giroflex x Karimoku New Standard
- 会期
- 2022年6月7日(火)~6月12日(日) 10:00~19:00
- 会場
- Gallery Assab One(Via Privata Assab 1, Milano (MM2 Cimiano))
- 詳細
- https://www.karimoku-newstandard.jp/news/2022/