NEWS | インテリア
2022.06.06 12:30
プロダクトデザイナーの大口進也は、竹の柔軟性から発想を広げた家具コレクション「TAKE」を公開した。
同氏は、コレクションを伊ミラノのサローネサテリテで発表するにあたり、日本を感じさせる作品を作りたいと考えたという。そこで素材として竹に着目。竹組の繊細な手仕事から着想を得て、「曲げ」と「留め」をキーワードに形状を作った。
紙のモックアップを作りながら試行錯誤を行い、細長いリング状のものをひねって留めることでおもしろい形ができたそうだ。
このリング形状を活かして、家具としての機能を付加。のびやかで自然な形状をもつ家具のラインができあがった。部屋にスパイスを加えてくれながらも、自然とユーザーの住環境になじんでくれる、そんな家具に仕上がっている。