NEWS | フード・食
2022.06.06 11:00
日本中の銘酒が一合瓶で楽しめる、小瓶の日本酒専門店「きょうの日本酒」が設立され、Makuakeにて先行販売を開始した。
日本酒は、近年では1970年代の1/3以下にまで消費が落ち込んでおり、平均して毎月3つの蔵が廃業しているとされる。飲まれなくなった原因として、一升瓶・四合瓶は飲みきれず気軽に開栓できないこと、さまざまな銘柄を楽しみづらいこと、専門用語の多さや情報がありすぎてわかりづらいことなどがあるという。
そこで、「きょうの日本酒」は、「飲みきれないから買いにくい」や「いろんな銘柄を試したい」といった声に応えるべくスタート。日本酒の魅力を「余すことなく、丁度よく」楽しめるように、おすすめの日本酒を手のひらサイズの一合瓶(180ml)で販売する。
「日本酒の選び方・飲み方がわからない」といった声に対して、瓶の首部分には140字程度の言葉「酒読(さけよみ)」を入れた。これにより、直感的に各銘柄の個性を感じ取ることができるそうだ。
第1弾となる今回は、大納川、龍力、土田、天穏、南部美人、富美菊の6種類を展開。今後はさらに提携酒蔵数を増やし、2022年内には20~30のお酒を用意する予定だ。