美しさと機能性を融合させた
経年変化するワーキングチェアー「FOUR」

カンディハウスアクタスと共同で経年変化する新作ワーキングチェアー「FOUR(フォー)チェアー」をリリースしました。、倉本仁がデザインを手がけ、コクヨが技術監修を担当している。

コロナ禍をきっかけとした、プライベート空間におけるライフスタイルの変化・多様化に対応するために開発された「FOUR チェアー」。ホームオフィス用だけでなく、ダイニングチェアーや食事のあとのリラックスチェアー、さらには子どもたちと戯れるための遊びの道具としても使えるチェアーである。

座る動作として「たべる」と「はたらく」では姿勢やシートの座標が異なるそうで、人間工学的には同じ姿勢で座るよりも、座りながら身体を動かせることが良いとされる。そこで、シート幅45cmに対して、アームの内寸幅50cmを採用。

アームを多少広げることで、「食べる・寛ぐ・働く(学ぶ)・遊ぶ」という椅子の自由度を拡大している。また、FOURの名前の由来のひとつとなっている笠木を支える4本のフレームは、深く座った際に背骨が当たるのを避ける構造になっている。

笠木部分は北海道産タモの無垢材を使用し、カラーはナチュラル、ミディアムブラウン、ブラックの3色を展開。フレーム部分は、クロームメッキ仕上げのシルバーとマット感のあるブラックの2種類を用意する。

▲樹種・塗装:北海道タモWNF、フレーム:C-SL、張地:BQ-BR

▲樹種・塗装:北海道タモMBR、フレーム:S-BL、張地:BQ-BL

ホームユースを意識して、プライベート空間のインテリアとの調和を考えたデザインを採用。テーブルと合わせると、上から見える円弧を描く背もたれの佇まいには、ワーキングチェアーの要素を感じさせない優美さがある。

また、キャスター付きの脚部は、現在主流の5本脚ではなく、複数並んだときや空間全体を引いて見たときの美しさを考えて、4本脚のシンプルな構造を採用している。End