旭川を舞台に繰り広げるデザインの祭典
「ASAHIKAWA DESIGN WEEK 2022」開催

「ものづくりが息づくまち」として知られる北海道旭川市では、デザインの祭典「ASAHIKAWA DESIGN WEEK 2022」が2022年6月18日(土)から6月26日(日)まで同市および近郊の町の各所にて開催される。

2022年のテーマは「あさひかわのデザイン、はじまります。」で、2019年に旭川市がユネスコ創造都市ネットワークのデザイン分野で認定されて以来、はじめての青空の下での開催となる。

▲※ADW2021のオンライン開催の様子

幅広い産業分野・学校などの関係団体によるシンポジウムや体験型イベントなどが行われるほか、近隣自治体によるさまざまな関連行事といった、北の大地を舞台にした広域イベントを展開する。

ASAHIKAWA DESIGN WEEK 2022

会期
2022年6月18日(土)~6月26日(日)
会場
旭川デザインセンター、旭川平和通買物公園、旭川及び近郊の町の各所、ギャラリー、各工場や工房、学校 ほか
詳細
https://adwhokkaido.com/

6月22日(水)から6月26日(日)までは、産地展「Meet up Furniture Asahikawa 2022」が旭川デザインセンターをはじめ、旭川市、東川町、東神楽町、当麻町の各所で開催。「ものづくりの現場」を舞台に、家具やインテリアをキーワードに集う人々と木製家具の未来を共創することを目指すという。

Meet up Furniture Asahikawa 2022

会期
2022年6月22日(水)~6月26日(日)
会場
旭川デザインセンター(北海道旭川市永山2条10丁目1-35)
旭川市、東川町、東神楽町、当麻町の各メーカー、工房、ショップ ほか
詳細
https://meetup.furniture/

さらに、同センターでは、企画展「ASAHIKAWA CHAIRS HISTORY – 椅子で紐解く、旭川デザインの20年。」が9月25日(日)まで開催中。実際に触れたり、腰掛けたりすることで、見た目の美しさや掛け心地の良さ、細部に宿る職人技が融合する旭川家具の魅力を体感することができる。

ASAHIKAWA CHAIRS HISTORY – 椅子で紐解く、旭川デザインの20年。

会期
2022年3月23日(水)~9月25日(日)
10:00~17:00 火曜日定休日
会場
旭川デザインセンター
詳細
https://asahikawadesign.com/events/chairs-history/

また、東川町複合交流施設せんとぴゅあの3つの会場では、織田コレクションからイタリア、アメリカ、北欧のミッドセンチュリー期に焦点を当てた展示を開催する。

Italian Mid-Century (イタリアンミッドセンチュリー展)

会期
2022年4月12日(火)~7月3日(日) ※月曜休館
会場
東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠギャラリー1

American Mid-Century (アメリカンミッドセンチュリー展)

会期
2022年5月31日(火)~7月3日(日)
会場
東川町複合交流施設せんとぴゅあⅡ家具デザインアーカイブスコーナー

Scandinavian Mid-Century (スカンジナビアンミッドセンチュリー展)

会期
2022年6月1日(水)~7月3日(日) ※月曜休館
会場
東川町複合交流施設せんとぴゅあⅠギャラリー2
詳細
https://higashikawa-town.jp/CENTPURE

私たちは、毎日たくさんのデザインにふれながら暮らしている。使い心地がよかったり、うれしい気持ちになれたりと、デザインはそんな「しあわせを作るレシピ」のようなものかもしれない。同イベントでは、デザインを通してさまざまな分野の「しあわせのかたち」を楽しむことができるだろう。End

デザイン創造都市旭川シンポジウム

JIA「生き続けるモダニズム建築」展