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2022.05.13 17:09
コードレス照明ブランドのAmbientec(アンビエンテック)は、プロダクトデザイナーの松山祥樹による新作ポータブルランプ「Cachalot(カシャロ)」を発表。2022年6月6日(月)から6月12日(日)までイタリアで開催されるミラノデザインウィーク2022にて公開される予定。
このランプのためにAmbientecが開発したのは、生命体を象徴するような温かい光を放つロッド。この筒状のLED光源は、マッコウクジラの優しく雄大なフォルムと柔らかな質感のシェードのなかで灯り、精密な金属加工で作られた繊細なディティールのフレームと調和しながら、象徴的な光となって空間に浮かび上がるという。
ベースは、重厚感のある亜鉛ダイキャストの銅メッキ仕上げ。トップカバーは特殊な成型方法を用いたアクリル製で、クリアとダークグレーの2色を展開する。
また、純度の高いアクリルで表現したのは、クリスタルガラスのように透き通ったマッコウクジラの姿。日中には明るい陽射しのもとで自然な光を放ち、そっと人々の日常に寄り添ってくれる。
松山は、「暗く冷たい海の中で、そのたった一頭の存在が不思議な安らぎを生み、心をやさしく温めるような…。まるで時間の流れまでもがゆるやかに変化するような…。Cachalotは、そのような自然界の生命が持つ造形的要素を引用した、彫刻的な光のオブジェです」と語っている。
Ambientec / Cachalot (Design:Yoshiki Matsuyama) May/2022 from 株式会社アンビエンテック on Vimeo.